新宿「ハイジア」前の公演を終えて横浜で一泊し、平成6年(1994年)5月3日の横浜国際仮装行列に参加しました。
現在は「ザよこはまパレード」と呼ばれコースも変わっていますが、当時は「横浜国際仮装行列」と呼び、山下町をスタートして山下公園の側を通り、伊勢佐木町を通って奥の山王橋まで、約4キロメートルを山車で行進しました。
山車は、低床トラックを仮装したもので、運転席の上に櫓を組んで、笛や太鼓のお囃子を配し、台車部分に舞台を組んで、その上で八岐大蛇を舞うという形で制作されました。
4キロメートル先の終点までは、ゆっくり歩くペースですから1時間以上を要しましたが、津田神楽社中の皆さんは元気そのもので、終了後すぐ次の公演現場に向かわれました。
地方情報発信を目的とした遠地公演ということで、3回のハードな上演が準備され、最後の上演は横浜駅南口、当時の「そごう横浜店」の催事広場で行われました。
ここでは、観客の中に白装束の女性がおられ、ちょっと不気味な雰囲気が醸し出されていたことを覚えています。