新たな借景

リビングのベランダ越しに見える景色が好きで、借景と言って楽しんでいます。

一番長く住んだ横浜のマンションでは、5階のリビングから環状二号線を越え遥か先の東京湾越えに、房総半島が薄っすらと見え、夏には磯子や八景島の花火が見え、年末の箱根駅伝ではランナーに追従するヘリコプターの音が響いて進行の状況を想像させたりしました。
環状二号線の暴走バイク集団には閉口しましたが、全般的には大好きな借景でした。

20年住んだ
保土ヶ谷のマンションから見た借景

今度越してきたマンションでは高齢のため一階を選択し、遠方の借景は最初から諦め「少しでも季節を感じることが出来れば」という思いでしたが、入居時期が晩秋であったためか?枯れ枝が多く失望しました。

ベランダ越しの斜面の状況

ところが、春の芽吹きが始まると見違えるほどの借景に変わり、老いた我々に新たな元気をもたらし、勇気づけられています。

借景を望むリビング
芽吹きを始めて見違えるように元気になった借景

ニセアカシアの花が咲きました。

毎日見て楽しみな借景になりそうで、期待しています。